木星

木星

太陽系最大の惑星、木星。望遠鏡で見ると縞模様が見えます。太い縞模様のすぐ下にある赤っぽい渦は、大赤斑(だいせきはん)と呼ばれます。

この写真は観察用望遠鏡MT300とビデオカメラで撮影し、ビデオ映像を画像処理したものです。

赤外線カメラで撮影した木星

150センチ望遠鏡の赤外線カメラで撮影した波長2.2ミクロンの単色像です。木星では赤道付近に高層の雲が帯状に連なっていると考えられていて、この雲によって赤外線が反射されています。赤道付近以外では雲の高度が低いため、赤外線はメタンに吸収されてしまい、暗く見えます。

衛星

木星と衛星イオ

木星の衛星イオは1.769日で木星を1周します。このため、ひと晩観察するだけで衛星の位置が変化する様子が分かります。上の写真では木星の手前にイオがあり、木星にはイオの影が落ちています。下の写真では木星の右側にイオがあります。

木星には60個以上の衛星が存在し、ガリレオ衛星として知られる4つの大きな衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)は小さな望遠鏡でも簡単に見つけられます。数時間観察すると、下図のように衛星が木星の周りを移動する様子が確認できます。

ガリレオ衛星の動き

縞模様の消失

木星の写真

通常

2010年9月1日の木星

2010年9月1日

過去に撮影した木星(1枚目)と2010年9月1日に撮影した木星(2枚目)。赤道の南北にある2本の太い縞模様のうち、南半球の1本が消失しています。大赤斑は消失しておらず、右の写真を撮影した時は木星の裏側に大赤斑があります。