昼間の星の観察会

ぐんま天文台では土曜日、日曜日、祝日の午前11時30分から12時まで、青空の中で光る星を望遠鏡で見るイベント「昼間の星の観察会」を行っています。

夜とは星の見え方が異なり、夜のほうがきれいに見えます。空が霞んでいると星が見えない場合があります。気象条件による制約は、夜よりも厳しくなります。天気が悪い場合は中止し、代わりに別のミニイベント(ガイドツアーあるいは映像を使ったショーなど)を行います。

観察会の様子を写した写真。小型望遠鏡で来館者が星を見ているところ。

通常の観察会の様子

65センチ望遠鏡を使って観察会を行った時の写真。望遠鏡を覗く子どもを職員がサポートしているところ。

特別に65cm望遠鏡を使った時の様子

望遠鏡で見た昼間の金星の写真。青空の中に、欠けた形で白く光る金星が見える。

望遠鏡で見た昼間の金星

参加方法

予約は不要です。駐車場から天文台まで徒歩で15分程度かかりますので、時間に余裕をもって来館してください。

通常は観望棟で開催します。この場合、開始時刻(11時30分)に職員が本館1階受付前から観望棟へ皆様をご案内します(徒歩3分)。遅れて到着された方は、地図を参考にしてご自分で観望棟まで移動して下さい。観望棟の入口は、観察広場側(観望棟の2階・本館側)となります。終了10分前までに観望棟へ入場してください。

混雑日は、7メートルドーム(65cm望遠鏡)で開催します。この場合は職員による誘導を行いませんので、終了10分前までにご自分で7メートルドームまで移動して下さい。

観望棟への道順を示した図。本館正面玄関を出たら遊歩道とは反対側(東側)に進み、坂を登った先でUターンしてさらに坂を登り、登りきったら観望棟2階の扉から入場します。

観望棟への案内図

観測広場から見た観望棟の写真。

観望棟。入口は左側。

昼間に星は見えるの?

昼間でも、空には夜と同じく星があります。それらの星をふだん見ることができないのは、星の明るさよりも空の明るさの方が明るいからです。しかし、1等星のような明るい星に限ると、望遠鏡を使えば昼間でも観察することができます。こうした星は空の明るさよりも明るく輝いているため、望遠鏡で星の近くを拡大して見ると、青空の中の輝く点として見えるのです。

極端に明るい星の場合、望遠鏡を使わず直接目で観察できることがあります。青空に浮かぶ月を見たことがある人は多いかもしれません。金星も昼間から見られることがありますが、青空の中から手がかりなしに金星を探すのはかなり難しいです。

昼間に星を観察できるのは、よく晴れた日に限られます。一見して晴れているように思える日でも、空が白く見える日や、遠くの山が霞んで見えないような日には、昼間の星は全く見えません。このような条件の時は、夜になっても見える星の数は少なくなります。

ぐんま天文台には口径150cmと65cmの大型望遠鏡がありますが、これらの望遠鏡は通常、昼間の星の観察には使用していません。昼間に望遠鏡を使用して望遠鏡が温まってしまうと、夜間の観測時になっても望遠鏡の温度が十分下がらず、外気と望遠鏡の温度差によって星の像がゆらいでしまうからです。ぐんま天文台では通常、昼間の星の観察は観望棟にある小型の望遠鏡(観察用望遠鏡)を使って行っていますが、来館者数が非常に多くなる大型連休や夏休みなどに限り、65cm望遠鏡を使う場合があります。

観望棟の中にある観察用望遠鏡の写真。

観望棟にある観察用望遠鏡。