宇宙は真空のエネルギーの斥力から始まったという説は、佐藤勝彦とアメリカのGuthによって、1981年に発表された。これはインフレーション説と呼ばれ、現在では定説になっている。
こうして膨張した空間に熱がたまり、それがビッグバンと呼ばれる爆発につながった。当初は、宇宙からは光など電磁波も出なかったのであるが、38万年経ってから電磁波が放出され、それが今でも温度3度(絶対温度)の宇宙背景放射として観測されている。また、何時、星や銀河が生まれたかの観測研究では、日本のすばる望遠鏡が成果をあげている。
講師 | 古在由秀(ぐんま天文台名誉台長) |
タイトル | 宇宙はエネルギーの斥力から始まった |
日時 | 2012年9月29日(土)午後3時〜4時 |
対象 | 一般 (中学生以上) |
その他 | 定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要) |
問い合わせ先 |
住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台 電話0279-70-5300 FAX 0279-70-5544 |
講演開催日は午後3時からの3Dシアター上演をお休みさせていただきます。