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ぐんま天文台 > イベント > 天文講話 「宇宙はどうなっているのか」 2012年6月23日

天文講話 「宇宙はどうなっているのか」

20世紀が終わる頃、アメリカの打ち上げた人工衛星の観測は、宇宙が生まれて137億年という数字を出すと同時に、我々が見ている物質は、宇宙のたった4%に過ぎないという衝撃的な証拠を示した。

考えてみると、我々の銀河やアンドロメダ銀河の、中心からの距離による回転速度の変化が測定されていたが、これは、銀河に重い質量の中心物質があるとしても、剛体回転をしていると考えても説明出来ない。なにか、眼に見えない物質がその中心付近に分布していると考えるより仕方がないとされてきた。

宇宙の始まりのインフレーション膨張も、エネルギーを持つ真空が、エネルギーの斥力によって膨張したと考えられてきた。すなわち、暗黒物質、暗黒エネルギーの存在は前から予想されていたのである。

講師古在由秀(ぐんま天文台名誉台長)
タイトル宇宙はどうなっているのか
日時2012年6月23日(土)午後3時〜4時
対象一般 (中学生以上)
その他定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要)
問い合わせ先 住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台
電話0279-70-5300
FAX 0279-70-5544

講演開催日は午後3時からの3Dシアター上演をお休みさせていただきます。