時という言葉には、時間と時刻の二つの意味がある。いずれも歴史が古く、60秒が1分、60分が1時間という60進法での時間表示は、西暦前2000年のメソポタミアで考え出され、一日が12時間ごとの午前・午後に分けられる12進法の起源は古代エジプトにあると云われる。そして、時間と時刻のもとになる時計の歴史は古く、日時計などに見られるように、天文学と大きな関係にある。日本では、西暦671年(天智天皇10年)6月10日に漏刻(水時計)が設置され、宮中に時が告げられるようになったのを記念して、この日が「時の記念日」となっている。
講師 | 古在由秀(ぐんま天文台長) |
タイトル | 時間と時刻 |
日時 | 2011年6月4日(土)午後3時〜4時 |
対象 | 一般 (中学生以上) |
その他 | 定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要) |
問い合わせ先 |
住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台 電話0279-70-5300 FAX 0279-70-5544 |
講演開催日は午後3時からの3Dシアター上演をお休みさせていただきます。