予定を変更し、「はやぶさ」のお話となります。
はやぶさは2003年5月9日13時29分、宇宙科学研究所によって鹿児島県内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた小惑星探査機である。イオンエンジンの実証試験を行い、2005年夏にアポロ群小惑星(25143)糸川に到達し、その表面の精密観測を行い、サンプル採集を試みた後、2010年6月13日22時51分、60億kmの旅を終え、地球大気圏に突入した。サンプル容器を納めた。
カプセルは展開されたパラシュートで落下し、翌14日16時、オーストラリア・ウーメラ立ち入り制限区域で回収され、18日に宇宙科学研究所に運ばれ、内容物の調査が行われ、1500個の0.01mmの大きさのはやぶさから撮られた粒子が見つかっている。このカプセルのレプリカは現在群馬県内で巡回展示されているが、やがてぐんま天文台で展示されるようになる。今回の天文講話では、そのはやぶさの成果について説明する。
講師 | 古在由秀(ぐんま天文台長) |
タイトル | 小惑星探査機はやぶさの話 |
日時 | 2011年1月22日(土)午後3時〜4時 |
対象 | 一般 (中学生以上) |
その他 | 定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要) |
問い合わせ先 |
住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台 電話0279-70-5300 FAX 0279-70-5544 |
講演開催日は午後3時からの3Dシアター上演をお休みさせていただきます。