しぶんぎ座流星群について

・しぶんぎ座流星群とは:特徴と出現数など

・2009年のしぶんぎ座流星群:見ごろと見方

しぶんぎ座流星群とは

「しぶんぎ座流星群」は明るい流星が多く、8月中旬の「ペルセウス座流星群」、12月中旬の「ふたご座流星群」と並ぶ三大流星群の一つに数えられています。「りゅう座ι(イオタ)流星群」と呼ばれることもあります。

なお、「しぶんぎ座」は現在は使われていない古い星座です。この流星群の名は、現在使われている88個の星座が定められる前に使われていた「壁面四分儀座(へきめんしぶんぎざ)」に由来します。

特徴

12月末から1月7日頃まで出現するとされていますが、活発に出現するのは極大日(最も多く出現する日)の数時間程度というたいへん短い期間です。急激に出現数が増え、あっという間に減っていくのが特徴です。

このような特徴が現れる原因は、流星のもととなる塵(流星物質)の群れの軌道が地球軌道に対して大きく傾いている(71度)ために地球が流星物質の軌道を横切る時間が短いことと、流星物質の密集部の幅が狭いことの両者によるためと考えられています。

出現数

出現数は年によってかなり違い、活発な年(1時間当り100個以上)と不活発な年(1時間当り30個程度)ではかなりの差があります。稀に大出現することもあり、最近では1975年と1987年に突発的な大出現がありました。

このような出現数の増減(不安定さ)は、流星物質の密度にむらがあるためではないかと考えられています。しぶんぎ座流星群は、安定して現れるペルセウス座流星群やふたご座流星群よりも若い流星群なのかもしれません。

放射点(流星がそこを中心に流れ出てくるように見える点)

位置

放射点は、うしかい座の北、りゅう座との境界近くにあります。1月上旬は23時頃北北東の地平線上に現れ、次第に高く昇り、明け方には北東の空に50度を超えて高く上がります。

母天体

流星群には、流星のもととなる塵を放出した母天体(多くは彗星)がありますが、しぶんぎ座流星群の母天体はまだ見つかっていません。

2009年のしぶんぎ座流星群

見ごろの時間帯

極大時刻や出現数の予報は難しいのですが、1月3日20時頃から4日3時頃までに極大があり、出現数は1時間当り100個程度(澄んだ暗い夜空で)という予報が一般的なようです。

放射点が地平線より上に現れるのが23時頃ですから、これ以降明け方までが見ごろの時間帯になります。

見方

流星は空のどこに現れるかわかりません。そこで、足を放射点に向けて仰向けに寝転がり、広く空を見渡せる姿勢で出現を待つことをお勧めします。

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