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天体からやってくる光には、天体に関する様々な情報が含まれています。光を捉え分析するには撮像や分光などの観測手法を用います。撮像観測では、天体の姿形や分布、物質の広がりなどが解き明かされてきました。これに対して分光観測では、天体の組成、温度や運動の様子といった物理的な情報を得ることが できます。しかし、撮像観測と比べて取り組むにはやや敷居が高く感じられるのも事実です。
分光観測を行うには、天体からの光をプリズムや回折格子などを用いて波長ごとに分け、スペクトル像を作る装置が必要です。これを分光器と言います。スペクトル像を冷却CCDカメラで撮像し、波長ごとの光の強さを調べることから、分光観測は始まります。
講演では、ぐんま天文台で占有利用可能な機材を用いた分光観測の実際や、解析方法などをご紹介します。
日時 : 平成16年9月30日(木) 午後3時30分〜午後4時30分
参加費: 無料。ただし入館料が必要です。
対象 : 天体観測に興味関心がある方